プロが日当たりの悪い家をオススメしない3つの理由【日当たりって重要なの?】

悩み
  • 日当たりが悪い家は買わない方が良い?
  • 日当たりってそんな大事?
  • 南向きじゃなきゃダメ?
この記事の内容
  • 日当たり悪い家をオススメしない理由
  • 日当たりが良い立地の条件
  • 日当たりが良いことによるデメリットとは
  • 日当たり悪さを解消する方法
本記事の信頼性
マツ
  • 不動産歴7年の現役営業マン
  • 独学で宅建試験合格
  • 現在は建築士資格を取得のため勉強中

本記事の筆者は売買営業マン歴7年です。
戸建てに関する情報をわかりやすく発信!

家探しの条件で日当たりの良さあげる人は多いですよね。

でも、どうして日当たりが大切なのか知っていますか?

筆者の不動産売買経験から言えば、日当たりは絶対にあった方が良いです!

今回は、日当たりが悪い家をオススメできない3つの理由をお教えします。

また、都心部だと住宅密集地や3階建ての住宅も多くて、なかなか日当たりを確保するのが難しいですよね。

なので、日当たりが悪い家の解決方法も紹介して行きたいと思います!

日当たりが悪い家をオススメしない3つの理由

日当たりが悪い物件オススメはできません。

どうしてそう言えるのか、主な理由が以下の3つです。

オススメしない3つの理由
  • 資産価値の低下
  • 躯体部分の傷みが早い
  • 気分が塞ぎ込みがちになる

マイホームでは簡単に引っ越しもできないので、購入前にしっかり検討してみてください。

それでは詳しく解説してみましょう。

日当たりが悪い家は資産価値が低下する

冒頭でも説明した通り、家に求める希望条件で日当たりを挙げる人はめちゃくちゃ多いです。

つまり、日当たりの良い家の方が人気というわけです。

当然ですが、需要が多い方が物件の市場価値も比例し高くなります。

ポイント

日当たりが悪いと人気が落ちる=資産価値の低下

また、日当たりが良い家は、日当たりが悪い家と違って立地条件が良い場合が多いです。

日当たりが良い家によくある立地
  • 角地である
  • 高台にある
  • 南向きである
  • 隣地が駐車場で開けている

このような立地は無条件で人気が出ますよね。

角地や南向きの家は日当たりが良好であることが多いです。

そのため、日当たりが悪い家と比較しても立地条件に優れているため資産価値も大きな違いが出るといわけです。

資産価値が低いと何が問題になるの?

住む分には、ぶっちゃけなんの問題もありません。

ただし、将来売却する時が少々大変です。

日当たりが悪い家の売却
  • 売却価格が安くなる
  • 人気がないためなかなか売れない
  • 痛みが早いためリフォームが必要

需要が低いため、売却価格を相場より下げたり売却の長期戦などの可能性が出てきます。

加えて、3番目の「痛みが早いことによるリフォーム」もなかなかに厄介です。

ここに関しては、次の章で詳しく解説しましょう。

日当たりが悪い家は躯体部分の傷みが早い

日が当たらないと建物の傷みが早くなる可能性が高いです。

マツ

躯体部分とは、主に基礎や柱・壁の構造主要部分のことを指します!

梅雨や長期的な雨で木材が湿気を含みますよね。

日当たりが悪くなると木が乾かずカビや腐りの原因となってしまうのです。

ポイント

日当たりが悪いと湿気がたまりやすく、結果的に木材が腐食しやすい!

腐食してしまえば、リフォームのタイミングが早かったり頻度も増えます。

特に中古物件はリフォーム後の家も多いです。

購入する場合は、建物の傷み具合は確認しておきましょう。

中古物件を検討するならこちらの記事も参考に>>>
⇒中古住宅を購入するなら気を付けておきたい6つのポイント

日当たりが家だと気分が塞ぎ込みがちになる

日当たりが悪いと気分が塞ぎ込みがちになりやすいです。

悩み

それは少し大袈裟なんじゃない…?

そう思う人もいるかもしれませんね。

ですが、実際このような悩みのせいで家を売る人もいるんですよ。

どんよりと薄暗い感じが常にあり、電気代が増えるなんて声もあります。

ポイント
  • 部屋が暗いと気分が沈みがちになる
  • 日中でも電気を使用するため電気代がかかる

将来ずっと薄暗い部屋を想像してみてください。

結構しんどいですよね、、、。

最近は特にテレワークなどで在宅期間が増えていることから注意が必要です。

また、日光浴の効果も立証されているらしいです。

日光浴の効果
  • ビタミンD生成の手助け
  • 生活リズムを整えてくれる

日光浴の重要性は(株)DHCの「1日1回、日光を浴びるだけの超簡単な健康法!」でも紹介されていますので、参考にしてみてください。

日当たりが悪くなりやすい3つの主な条件

実は、日当たりが悪くなる家の立地条件は大方決まっています。

環境条件にもよりますが、以下の3つのケースでは日当たりが悪くなりがちです。

日当たりが悪くなるケース
  • 隣地の建物との距離が近い
  • 前面道路の幅員が狭い
  • 接道間口が短い

こうした立地条件は日当たりが悪い可能性が高いので購入検討を慎重にしてください。

一つずつ詳しく解説して行きましょう。

隣地の建物との距離が近い

隣地の建物との距離が近ければ近いほど日当たりは悪くなります。

隣地の隔離距離が1m未満の家

これでは日差しが入ってくる余地がありませんね。

ちなみに、民法によって「隣地との隔離距離」に関する定めがあるのを知ってますか?

民法第234条

建物を築造するには、境界線から五十センチメートル以上の距離を保たなければならない。

つまり、自分家とお隣さんの家の距離はトータル1mは離れるわけです。

でも、さっきの家も1m離れてないよね?

実は民法の他に、建築基準法でもこの隣地との隔離距離の定めがあるんです。

建築基準法65条

防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。

必ずしも民法を優先する必要はありません。

建築基準法や地域の慣習によっては写真のような家も建築できちゃうのです。

日当たりのことを考えると、隣地とは一定以上の間隔を維持した方が良いですね。

前面道路の幅員が狭い

建築物は道路とくっ付いていなければならないというルールがあります。

これを専門用語で接道義務と言います。

その道路の幅(幅員)が広いと、十分な日当たりが確保できるわけです。

ちなみに、前面の道路幅員が4m未満だとセットバックという道路拡張工事が必要になります。

そのため、最低でも4m以上の幅がある道路に接道している土地を選びたいところですね。

接道義務に関する記事はこちらから>>>

接道間口が短い

先ほどの接道の他に、間口にも注意が必要です。

接道間口に関しても「再建築不可の土地は買うな!再建築できない理由と具体的な活用方法とは」の記事で解説しています。

どんな間口だと問題なの?

日当たりが悪い家の代表例として「旗竿地」と呼ばれる形の土地があります。

旗竿地の例

道路に対して手前に1棟と、さらにその奥にもう1棟並ぶ形で建築されます。

この奥の1棟がいわゆる旗竿地と呼ばれるものです。

白く型抜きされた部分が建物が建築される部分になります

ポイント

奥の家の目の前に家が建つため、4面すべてを建物に囲まれ日当たりが悪くなる!

このように建物の周囲を囲まれてしまうので日当たりの確保が難しいというわけです。

旗竿地は、地形も悪く日当たりも悪いので資産価値も当然目減りします。

その証拠に販売価格も相場よりも安い傾向にある物件です。

もし購入検討する場合は、周囲の環境をしっかり確認した方が良いでしょう。

旗竿地の詳しい説明はこちら>>>
⇨旗竿地の特徴とメリット・デメリット

日当たりが良くなる4つの条件

逆に日当たりが良くなる条件と言うのもだいたい決まっています。

日当たりが良くなる条件
  • 東南・南西など少しでも南側を向いている場合
  • 角地である場合
  • 周囲の建物高さが低い場合
  • 窓の位置が南側にある場合

代表的なものを挙げました。

南向きに近い方が日当たりは良くなります。

または、南側に遮蔽物がなければ日当たりが良いこともあります。

そのため、周辺環境の確認は必ず行ってください。

さらに、角地であれば日当たりの良さは抜群です。

角地だと道路と接する部分が増えるので日当たりの良さはこれ以上ないと言えます。

マツ

日当たりが良い物件というのは資産価値が高く、お値段も相場より高いケースが多いです。

日当たりが良いことのデメリット

実は…日当たりが良すぎてもデメリットが生じてきます。

ちょうどいい塩梅というのが難しいですが、ある程度対策を取ることも可能かと思います。

日当たりが良いことによるデメリット
  • 夏場の猛暑に耐えられない
  • 紫外線による床や壁の傷みや色あせ
  • 西日などの光が強く眩しい

南側だと夏場は特に暑くなります。

太陽に近い3階は尋常じゃないです…

さらに、窓の下床部分は日焼けしたりインテリアの色あせの原因などになります。

日当たりが良いからと言って、問題がゼロというわけではないのが難しいところですね。

【まとめ】日当たりが悪い場合の4つの対策方法

今回は日当たりの悪い物件をオススメしない3つの理由を中心にお届けいました。

ただし、物件の良し悪しは日当たりのみで決まるものではないありません。

立地や価格、希望の間取りなど様々な条件を総合的に判断する必要があります。

あくまでも日当たりは検討材料の一つだと思ってください。

悩み

欲しい物件がどうしても日当たりだけ気になる…

マツ

そんな方も諦めるのはまだ早いです!日当たりは悪くても対策はあります!

日当たりが悪い場合の対策
  • 窓の増設や天窓の設置
  • バルコニーの窓を通常よりも大きくする
  • インテリアや観葉植物など明るく華やかな見た目にする
  • フットライトやダウンライトなど間接照明を設置

注文住宅などは、日当たりが悪い部屋などはあらかじめ対策を講じた間取りにするといいかもしれません。

窓の増設や天窓の設置は、リフォームでも行うことができます。

大規模なリフォームが難しい場合は、間接照明などを多様することで明かりを確保できます。

また、壁紙を白など発色系のものにするだけでも部屋全体が明るくできるので効果的です。

このように、少し間取りや対応手段を考えるだけで日当たりの悪さというのはカバーできるものも多いです。

日当たりの悪さは改良できるので、ぜひ参考にしてみてください!

それでは、また。

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