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今も昔も、理想の住まいを叶える注文住宅は絶対的な人気を誇ります。やっぱり注文住宅なら自分の好みに合わせた家が手に入るので、1度は憧れますよね。
そんなあなたは、「注文住宅は理想の家が手に入るがお値段が高い、それ比べて分譲建売は安いけど後々不満や後悔も多い」と、こんなイメージを抱いてませんか?
筆者も不動産販売の仕事をしていて、そんな話をちょくちょく耳にします(笑)
そこで今回は、新築建売を買って後悔したことランキングベスト10をランキング形式で紹介したいと思います。
買って後悔しなためにも、先人の意見を参考にするはとても有効なことです!どんどんとりいれて、失敗しないマイホームを選びをしていきましょう!
ぜひ、この記事を参考に役立ててみてくださいね。

もくじ
新築建売を買って後悔したことランキングトップ10

それで早速、新築建売を買って後悔したことランキングベスト10を発表していきたいと思います。
ちなみにですが、後悔したポイントは人それぞれ異なります。例えば、「日当たりが悪かった」という意見があっても、世の中には日当たりを気にしない人もと言うことです。あなたに当てはまりそうなものだけ参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
間取りが使いにくい

後悔した意見で圧倒的に多いのが「間取りが使いにくかった」です。
部屋の形や大きさ、配置や各部屋との導線など、全体を通して間取りに対しての不満が多いようです。

内見もして確かめてるのにどうしてこうした後悔が後を絶たないの?

それは、内見の仕方に問題があるからなんです!具体的な対策方法はこの後に解説するので参考にしてみてくださいね。
広さに関しては、後から広げることができないので致命的な欠点ですよね。広ければ広いほど良いに決まってますが、どの程度の広さであれば快適な生活ができるのか見極めるはとても難しいところだと思います。
この記事では、内見のポイントも公開してますので参考にしてみてください。
玄関が狭かった

「玄関が狭かった」という意見も後悔ポイントとして多いです。
特に、家族の人数が多かったり小さい子供がいる家族にとっては深刻な問題です。シューズクロークが小さいと玄関が靴で溢れかえるし、ベビーカーなどの置き場がないのも不便ですよね。
家族構成や人数にあった広さの玄関が欲しいところです。

内見時も玄関って意外とスルーしがちで、よくよく見ないことが多いんですよね…
バルコニーが狭かった

バルコニースペースが狭いという意見もたびたび聞かれます。
分譲建売だとなるべく居室スペースを広くした間取りが多いため、バルコニーの幅は狭くなりがちです。建売では1間(長さの単位)の半分である半間、センチに直すと910センチであることが多いです。使い勝手を考えると1mから1.2m程度は欲しいところですが、なかなか難しいかもしれませんね。
910センチでも特に問題はないですが、洗濯物量が多かったり布団など大きなものを干すのはちょっと大変かも。
収納スペースが狭い・少ない

収納が少ないのはホントに深刻な問題です。
狭小物件だと、そもそも収納がついていない部屋があるのも珍しくありません。
備え付けのクローゼットがなくても、小屋根裏収納やロフト、さらには床下収納や階段下収納など工夫を凝らしたある物件も多いので探してみてください。
各居室だけでなく洗面脱衣室やトイレなどにも造作棚やちょっとした収納があるだけで使い勝手が大きく変わります。
贅沢を言えば、ウォークインクローゼットやキッチンにパントリースペースのなどがあるといいですよね。
ちなみに、戸建ての収納面積の目安は一般的に10%から15%程度と言われています。家探しの時には参考にしてみてください。
設備(水回り)のグレートが低い

建売物件は、規格を揃えて大量仕入れするため、設備のグレードが低かったり欲しい設備が付いていないこともしばしばあります。
その分、注文住宅よりも安く家が購入できる訳ですね。
逆に「いらない設備が付いている」なんて意見もあります。例えば、お風呂場のTVや床暖房は場合によっては要らないかもしれません。
設備次第では後付けもできますが、リフォーム費用もかかるので必須で欲しい設備はあらかじめチェックしておいた方が良さそうですね。
断熱性が低い

昨今、カーボンニュートラルやSDGsなどが関心を集めている影響もあり、断熱性や省エネ性を気にしている人は確実に増えています。
そのため、建売の標準断熱材も従来よりは高性能になりましたが、それでも注文住宅などに比べるとまだまだ低いところがあります。
ちなみに、建売の断熱材は吹き付け断熱ではなくグラスウールなどのあらかじめ形成された型を嵌め込むタイプがほとんどです。
嵌め込むタイプだと、角や複雑な形状の部分に隙間が生じやすく、職人さんの腕次第では断熱効果を十分に発揮できない可能性もでできます。
ちなみに、内見時ではどんな断熱材を使用しているか判別できませんが、建売の「仕様書」を見ればしっかりメーカーと品種がわかるので、不動産会社の人に相談してみてください。
駐車場・駐輪場が使いにくい

駐車場や駐輪場スペースの後悔も定番です。
建売購入時に自家用車を駐車してみる人はなかなかいないですよね。そのため、購入後いざ車を留めたら、駐車スペースが小さく降りにくかったなんて話はよく聞きます。
また、駐車場や駐輪場に子供のオモチャやアウトドア用品を置いておく人も多いので、ちょっとした収納・物置などのスペースが欲しかったなども意見もあります。
庭の手入れが大変

大きなお庭があれば、子供やペットの遊ぶスペースが確保できたり、みんなでBBQなんてのも良いですよね。ですが、庭が大きいとそれはそれで色々大変なようです。
上記のような主な手入れを怠ると、庭の見た目が悪くなるだけでなく害虫問題も発生します。庭が大きいと維持管理するだけでも手間と費用がかかるので、必要以上の大きさのお庭を持つと後悔する人もいるようです。
日当たりが悪い

日当たりに関しては、将来改善できる見込みが低いため購入前によく確認しておく必要があります。
日当たりが悪い事によるデメリットを別記事で解説していますので、もしよければ参考にしてみてください。


日当たりはホント重要なのでしっかり確認しておきましょう!
周辺環境や治安が悪い


近年は防災意識の高まりから、ハザードマップを気にする人が大変多くなりました。
集中豪雨などの洪水被害も多いことから、河川氾濫時を想定して住む場所を決めればよかったなどの意見が多いです。
ハザードマップに関する記事はこちら>>>
また、「夜になると若い人や学生がコンビニ近くに集まってたむろする」や民泊が多いエリアでは「夜になると街に海外の人が一気に増え、出歩くのが怖い」などの意見もありました。
住む家だけでなく、その周辺や環境もしっかり確認しておきましょう。


内見は基本的に昼間にすることがほとんどなので、夜の雰囲気を確かめるのはなかなか難しいですよね。
内見で決まる!買って後悔しない新築建売の見極め方




買った後も後悔しないような家を見極める方法ってないのかな?


ありますよ!
それは、ズバリ…
内見は2回以上すること!
結論から言えば、内見回数を増やすことが後悔しない家選びの最善策と言えます。完成途中の物件だと購入後の不満も出てきてしまうかもしれませんが、完成後の建売であれば内見こそが全てです。
ただし!いくら内見をしてもただ見ているだけでは当然なんの効果もありません。内見には正しいやり方があるんです。
今回は、理想的な内見の方法として5つのポイントを中心に解説していきたいと思います。
時間帯や天候を考慮する
内見を行う時間帯や天候はある程度考慮しておきましょう。
できれば、晴れの日・雨の日・昼間・夜間とまんべんなくチェックしておきたいところですが、それは難しいのでなるべく条件の異なる日時を選んで2回くらいは内見に行きたいところですね。


夏と冬でも家のイメージって結構変わるんですよ。冬場は日当たりが悪いとホント寒いし、逆に夏に日当たりが良い家は暑すぎて人気が落ちたり(笑)
家具や家電を置くことを考慮する
当然、内見時は室内に何も置かれておりません。そのため、家具や家電を置くと思っていたより部屋が狭く感じることも多いです。
LDKや各居室においては、テーブル・椅子・ベッド等の大きさも想定しながら内見すると、実際に住んだ後とのギャップが小さく済むと思います。
家事動線をイメージをしながら内見する
どんなに広い家でも、家事動線を考えらえれた家でないと使い勝手が悪くなってしまいます。部屋のオシャレさやデザインも大切ですが、実際に生活を送る上で住みやすい間取りになっているかを確認しておきましょう。
洗濯しながら料理をして、掃除をしながら子供の世話をするなど、同時に様々な家事をこなすためには、できるだけ移動が少ない家事動線が理想的です。
周辺や最寄りの駅までは歩いて確かめる
内見する時は、不動産会社の車に乗車して何件か内見するってことが多いと思います。そのため、1件内見が終わるとすぐ次に移動してしまうことがほとんどです。
それでは周辺環境を確認できないので、個人的に改めて時間を作り周りを散策するのが良いと思います。
物件の良し悪しだけでなく、周辺環境も購入する上で大切な検討条件になるので、しっかり確認しておきましょう。
仕様書やメジャーで長さ等を確認しながら内見する
1回目の内見で気になる物件があった場合、2回目の内見では仕様書を用意してもらったり、メジャーを準備して内見してみてください。
冷蔵庫や洗濯機・ベッドにソファなどの大型な家具家電に関しては、部屋に入り切るか、スペースがしっかり確保できるか事前に確認しておきましょう。
また、内見時には断熱材や床暖房・窓サッシの性能などは到底わかりません。気になるようであれば、仕様書を提出してもらい確認しておきましょう。
まとめ


今回は新築建売を買って後悔したことランキングトップ10をご紹介してきました。
- 間取りが使いにくい
- 玄関が狭かった
- バルコニーが狭かった
- 収納スペースが狭い・少ない
- 設備(水回り)のグレードが低い
- 断熱性が低い
- 駐車場・駐輪場が使いにくい
- 庭の手入れが大変
- 日当たりが悪い
- 周辺環境や治安が悪い
100点満点の家を見つけるのは相当難しいです。だからと言って後悔もしたくない。そのためにも、希望条件をしっかり見直して妥協ポイントを見つけ、正しい方法で内見をすることを意識してみてください。
きっと、後悔しないマイホームを手に入れることができるはずです。