どうも。現役不動産営業マンのマツです。

- 場所はすごい気に入ってるんだけど少し小さいんだよなぁ
- 収納場所が無くて、住むには利便性が悪そう…
そんな皆さんのために、たとえ狭小物件でも工夫一つで帖数以上に広く部屋を見せたり、収納を増したりすることが出来るんです。
今回は、狭小物件を建てる際のオススメの間取りや広く見せる・使える工夫をお教えしちゃいます!!
- 狭小物件でも、部屋を広く見せる方法
- 限られたスペースで収納力を増やす方法
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もくじ
狭小物件を広く見せる工夫

狭小物件は少し工夫をするだけで、帖数以上に広さや開放感を演出することが出来ます。
- 天井高を上げる
- 吹抜けや勾配天井にする
- L字キッチンを用いる
この方法は狭小物件だけでなく、どんな物件にでも適応できる「人間の目の錯覚」などを使った方法なので、ぜひ試してみてください。
天井高を上げる
通常物件の天井高は、平均おおよそ2200㎜~2300㎜であることが多いです。
この天井高を2240㎜~50㎜程度に伸ばすだけでも、視覚的な解放感がたいぶ変わってきます。
たった数十センチですが、視覚的効果は抜群です。
ヨコの視野を広げるよりも、タテの視野を広げてあげた方が広さや解放感を感じやすいので、高さをとるという方法はオススメですね。
とは言え、エリアによっては天井高を取れない場合も存在します。
建物には高さの制限がありますので、設計士の方と相談してみてください。
吹抜けや勾配天井にする
先ほどの天井高を伸ばすのと似てますが、LDKなどのメインとなる部屋に吹き抜けや勾配天井(左右どちらかに向かって斜めに天井高が上がる構造)を設けると、とても解放感が出て広く感じることができます。
さらに、天窓や開閉機能のないはめ殺し窓等を設けることで、室内全体を明るく保つことができ、オシャレ度も一気に上がります。
天井の高さは変更できなくとも、3階の部屋に天窓などを設ければ空が見え、解放感が演出できたりするので、窓の箇所を増やしたり工夫するのもオススメの方法です。
L字キッチンを使ってLDKを広く見せよう
「各居室よりもLDKを広く見せたい」という方が多い印象を受けます。
そのためには、まずキッチンの配置を考えてみましょう。
カウンターキッチンなどにするとスペースを確保する必要があり、LDK全体が小さく見えてします。
広く見せたい場合は壁付キッチンや壁付のL字キッチンがオススメです。
これでLDKとキッチンが一体化して見え、広く見せることができます。
また、ガスコンロとシンクが分裂したタイプのセパレートキッチンなんてのもあります。
セパレートであればカウンター型にもでき、さらにはスペースも取りません。

セパレートタイプでは、調理中の移動も多くなるため、少々不便かもしれませ。
さらに、リビングにバルコニーがある家であれば、リビングとバルコニーの床の色合いを一緒にすることで視覚的効果で広く見せることなども可能です。
- 天井高や吹き抜け構造にしてタテに空間を広げよう
- キッチンの形を工夫してリビングを広く見せよう

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狭小物件を広く使うための工夫

狭小物件で一番困るのが、収納部分の確保てすよね。

クローゼットがない部屋とかよく見かけますね…(笑)
さすがに物を捨てるわけにもいかないので、何とか少しでも収納場所を増やしたい!
そんな場合にオススな方法をご紹介いたします。
階段下を有効活用
1階から2階にかけての階段下は三角形のデッドスペースが発生しやすいです。
そのため階段下収納として利用すると収納力の確保になります。
子供が入れるくらいの大きさで、玄関のそばになるケースが多いでの、外出時に利用するものなどしまっておくと便利ですね。
さらに、階段の上の天井部分を利用したクローゼットも作れるので、階段に無駄なスペースは無くしていくことが可能です。(階段の天井部分が出っ張るのでクローゼットを開くと腰から上が収納となります。)
憧れの秘密基地「ロフト」
ロフトがあると、ぐんと収納力が増えるのでオススメです。
ロフトも梯子を壁に掛けかけるタイプや、折りたたんで天井の裏に収納するタイプなど様々あります。
急階段になることが多いので、頻繁に出し入れしないものを収納しておくのにオススメですね。
小さい子供がいる家庭は、子供部屋として利用するのも良いかもしれません。
コンセントを設置すれば照も取れますし、テレビ配線なども完備させれば寝室としての機能は十分に果たせるでしょう。

ちなみに!
ロフトの天井高は1.4メートル以下と決まっているため、どうしても中腰体勢になってしまうのです(笑)
上下の空間を上手に使う
戸建ての場合は、空間を上手に使うことによって収納スペースを確保することが可能です。
例えば、洗濯機置き場に棚を一枚設置するだけで利便性は格段に上がります。
さらに、基礎高をあげて床下収納などを利用することも可能です。
こうした上下の空間を最大限活用することは、マンションには真似できない戸建て独自のメリットでもあります。
- 階段上下のデットスペースをうまく活用しよう
- ロフトを活用しよう
- 空間を活用しよう
ちなみに、大きい土地であれば大きい家が建つわけでもないのです。
そこでチェックしておいてほしいのが「建ぺい率と容積率」になります。
まずは「建ぺい率・容積率」をチェックしよう

この記事を読んでいる方の中には、注文住宅などを検討してる人もいるかと思います。
その場合は、まずは購入する土地で最大どのくらい大きさな建物が建築できるのかをしっかり確認しておいてください
これを確認するのに必要な情報が「建ぺい率」と「容積率」になってきます。
建ぺい率と容積率に関してはこちらの記事で解説>>>
土地面積が小さいからと言って小さい家しか建てられないわけでは無いですし、逆に大きくても建ぺい率・容積率が小さいと大きな家が建てられないので注意が必要ですね。
さらに、高さの制限も加わってくるので、2階建てや3階建てなどどこまで高さが伸ばせるのも合わせて確認しておきましょう。

高さの制限には「高度地区」や「道路斜線制限」、「北側斜線制限」など様々な制限があります。難しいので、担当営業マンにまとめてヒアリングしちゃいましょ(笑)
狭小物件とはどのくらいの大きさなの?

ここまで部屋を広く見せる方法をお伝えしましたが、そもそも狭小とはどれくらいの大きさの物件を指すのでしょうか。
不動産業界では主に、敷地15坪(約50平米)以下の比較的小さな土地面積に建てられた住宅のことを狭小物件を読んでいます。
都内はこうした狭小物件が多く、いかに限られた土地を効果的に活用していくかがポイントになってきます。

「平米数(㎡)× 0.3025 = 坪数」なので覚えておくと便利ですよ。
狭小だからと言って諦めるのは早い

狭小な土地だからと言って諦めてはいけません。
工務店の中にはこうした狭小物件の建築を得意とするところもありますし、方法はいくらでもあるのです。
特に、注文住宅であれば建築士や設計士・インテリアコーディネーターの方と打ち合わせをしながら様々なプランを考えていきます。
最初から無理だろうではなく、なるべく自分の理想や要望をしっかりと伝え、最終的に納得いく間取りに近づけられるようしてみましょう。
それでは、また。