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人生で一番大きな買いもはほとんどの人がマイホームだと思います。
金額が大きい分「値引きできるんじゃないの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?事実、不動産業界で値引きをすることはさほど珍しい事ではありません。
だからと言ってどんな物件でも値引きができるわけではありません。そんな中でも、売れ残り物件は特に値引きしやすかったりします。
今回は現役の不動産営業マンだからわかるマイホームを購入する際の値引きの方法についてご紹介していきたいと思います。
これから家を買おうと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- 値引きできる物件の特徴と交渉方法
- 売れ残り物件を購入する時の注意点
- 売れ残り物件は買っても大丈夫なのか
もくじ
売れ残る新築戸建てにはちゃんと理由がある
冒頭で述べたように、値引きをするならまず売れ残りの新築戸建を狙うのがセオリーです。当然、売主も早く売却したいでしょうから、その気持ちを逆手にとって値引き交渉をするわけですね。
そもそも、販売中の新築戸建が売れ残ってしまう理由とはどんなものがあるのでしょうか?
売れ残る理由は様々ありますが、ほとんどは上記4つのいずれかだと思います。購入を躊躇するような理由が存在するわけですね。
基本的には何かしらのデメリットがあるはずなので、内見の時などにしっかり確認しておきましょう。
新築戸建の具体的な値引き金額は?
買いたい戸建てがあるんだけど、値引き交渉できるかな?できるならいくらまで安くなるなるんだろう?
結論から言えば、新築戸建を値引きして購入する事は可能です。値引額は販売(売れ行き)状況や物件金額にもよりますが、おおよそ売買金額の3〜5%前後が多いイメージです。
つまり、5000万円程度の物件であれば200万円前後の値引き交渉は可能な感じですね。当然、それ以上の値引きができる事もあれば逆のパターンもあります。
しかも、値引き交渉に応じてもらいやすい物件やタイミングがあるので、闇雲に交渉するのではなく。ポイントをしっかり理解した上で交渉するのがベターです。
新築戸建に限らず不動産業界の中では「値引き」と言う行為はさほど珍しくないんですよ。
新築戸建の値引き交渉のポイントは「いつ買うか」
値引き交渉を成立させるためのポイントをいくつかご紹介していきます。
以下に挙げるポイントを抑えれば必ず交渉がうまくいわけではないのでご注意ください。ただ、むやみやたらに交渉するよりは成功率を上げられるはずです。
月末は不動産営業マンも数字に追われいている場合があります。(笑)
多少強引な値引き額であっても、「契約が取れるなら」と交渉に応じてくれる可能性も高くなるはずです。
それと同じような理由で、年度末などは会社の営業成績が関わってくるタイミングなので、「値引きしてでも売り捌く」なんて会社も少なくありません。そのため、上半期の9月や年度末の3月は値引き交渉しやすいタイミングです。
また、軽い気持ちで交渉するのもやめましょう。売主も買う気がない相手に対して交渉に応じることはまずありません。「○○○○万円になったら絶対に買うから値引きしてください!」と言うような形で聞くようにしましょう。
「安くなりませんか?」「おいくらになりますか?」のような交渉ではなかなかうまくいきません。
「買う」という意思表示は相手の心を動かすのに有効的ですよ。
新築戸建の値引き条件は「売れ残り」であること
先ほどは値引き交渉するポイントを解説しました。
次は値引きができる物件の条件をご紹介します。どんな物件でも値引き交渉できるわけではないので注意しましょう。
まず、完成前の分譲新築戸建はなかなか値引きしてもらえないことが多いです。仮にできても数十万円程度ではないでしょうか。
売主は建物が完成したら工務店に建築費用を払わなければなりません。逆に言えば、建物が完成するまでは支払う必要がないので、お金を工面する必要もなくなります。
急いで売る必要が無い中で、わざわざ値引きして利益を落とし売却する理由もないので値引き交渉をしにくいわけですね。
その点で言えば、売れ残り物件は利益がすくなくてもさっさと売却して資金を回収したいわけです。つまり値引き交渉に応じてもらい易いんですよね。
新築戸建売れ残り物件のメリットとデメリット
売れ残り物件が値引きしてもらいやすいのはわかったけど、そもそも売れ残りの物件なんて購入して大丈夫なの?
たしかに、どんなに安くても売れ残った物件を買って大丈夫のかって心配になりますよね。
この記事では最後に、「売れ残り物件は買っても大丈夫なのか」を解説していきたいと思います。まずはメリットとデメリットをまとめてみました。
メリットの一番はやはりお値段ですね。通常の新築相場よりも安くなっていたり、または価格交渉により安くできる可能性が非常に高いです。
そこに、お買い得を感じて購入する人が多いのではないでしょうか。
逆にデメリットはただ1つです。それは、冒頭も解説したように、「売れ残ってしまうだけの理由がある」ということです。
その理由は物件によって様々違います。間取りや土地の形、周辺環境などにおいて何かしら人気が出ない理由がしっかりあるはずなので、そこを見極める必要があります。
新築戸建の売れ残り物件は購入すべき?
メリットとデメリットが分かったところで、「売れ残り物件はそもそも購入しても大丈夫なのか」と言う疑問についてお答えしたいと思います。
結論から言えば、筆者は売れ残り物件であっても購入は全然OKだと思っています。
ただし、「どうして売れ残ってしまったのか?」その理由が明確であり、そして「そのデメリットが許容できるのなら」という場合です。
・日当たりが悪いから売れ残り
→日中は仕事でいないから日当たりは気にしない
・整形地ではない
→部屋の形は綺麗なので問題ない
・駅から遠い
→車利用だから問題ない
売れ残りの理由が誰にとってもマイナスポイントになるわけではないのです。「ある人にとってはデメリット」でも「自分にとっては気にならない」そんなケースは以外と多かったりします。
つまり、売れ残りの理由がデメリットにならなければ、単純に安い物件が手に入るだけなのでめっちゃお買い得物件というわけですね。
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新築戸建売れ残り物件の注意点
売れ残り物件を買う時の注意点って何かあるの?
売れ残り物件を買う時の注意点はこれまでに解説してきたデメリットの部分です。その他に、本記事でまだ出てきていないのはリセールに関する注意点です。
将来売却する時は、需要が少ないので売れるまでに時間が掛かったり、安値での売却となるケースがある
将来において売却を視野にしれて新築戸建を購入する方も多いと思います。新築当時に売れ残ってしまうような物件であれば、中古戸建として売却する場合も苦戦する可能性が非常に高いです。
もし、リセールありきで購入を検討する際は注意しておいてくださいね。
まとめ
今回は、「新築戸建の売れ残りは値引きできるのか?」そして、「売れ残ってしまう理由とその具体的な値引き額は」について解説してきました。
物件の値引き交渉をするのには、不動産会社の担当営業マンとも良好な関係を築いておく必要がありますね。
結局交渉は「人と人」が行うものです。
営業マンが「あなたのために頑張って値引き交渉に応じたい」と思わせると交渉もスムーズにいくでしょう。
ぜひ、値引きのできる物件を見極め損のないマイホーム購入をしてみてください!