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せっかく買ったマイホームで近隣トラブルがあったら最悪ですよね…。
持ち家だと賃貸と違い気軽に引っ越しなんてできません。
そのため、いかにして近隣トラブルを未然に防ぐかが重要になってきます。
今回は、戸建で実際にあった近隣トラブルの例を参考に傾向と対策を紹介します。
ぜひ、家を買う際の参考にしてみてくださいね。
もくじ
戸建で多い近隣トラブルの5つの実例
戸建てで多い近隣トラブルを5つご紹介します。
どれも良くある実例ですので参考にしてみてくださいね。
- 騒音トラブル
- 臭気トラブル
- 越境のトラブル
- 駐輪・駐車のトラブル
- 人間関係トラブル
これらのトラブルは、エリア問わず良く発生します。
具体的にどんなトラブルなのか事例をもとに見ていきましょう。
騒音トラブル
まずは騒音トラブルについてです。
- バイクの騒音
- ペットの泣き声(吠える)
- 夜に騒ぐ
夜はバイク音やペットの泣き声は響きます。
小さい子供がいる家庭では、「寝ているのに起きちゃう」と心配の声が多いです。
あとは、隣地がアパートやシェアハウス・民泊などだと騒ぎ声がうるさいといったケースもありますね。
夜にお酒を飲んで大声で話す・暴れるなどの事案もチラホラ…
臭気トラブル
臭気トラブルで多いのが以下になります。
- タバコのにおい
- ペットのにおい
タバコのにおいがすると洗濯物を干すのも抵抗しちゃいますよね。
窓を開けて換気するのも躊躇しちゃいます。
また、たくさんのペットを飼っている家もよく見かけます。
小まめに清掃していればいいですが、たまに外へ臭いが漏れるなんてケースも…。
臭気トラブルにはゴミ出しに関連するものもあります。
越境のトラブル
越境とは、他人の所有物が境界線を越えて自分の宅地に入り込むことを言います。
この越境に関して多いトラブルは
- 雨どいなどが越境
- 隣地の庭先の植木が越境
越境とは空中にも効果が及びます。
つまり屋根の軒や雨どいが越境しているなんてケースが多いです。
わかりやすい例だと家のブロック塀などです。
あとは、庭に植えた木の枝や葉が伸びてきて、宅地内に越境するなんてケースもあります。
駐輪・駐車のトラブル
バイクや自転車の留め方によるトラブルも目立ちます。
- 車庫からはみ出して車を留める
- バイク・自転車を家前の道路に横付け
- 隣地の敷地にはみ出して駐車・駐輪する
私道は私有地を道路提供している形になります。
なので本来は道路上にバイクや自転車を留めるのはNGです。
しかし、昔からの習慣で特に気にせず留めているケースを見ます。
無法地帯になっている現場もあるので、確認が必要です。
人間関係トラブル
最後は人間関係によるトラブルです。
何が原因でトラブルに発展するか分からないので厄介です。
- ゴミ出しのマナー
- あいさつ
- 近隣コミュニケーション
上記は特にトラブルの火種になりやすそうなものです。
ゴミ出しなどは共有ルールや独自ルールが多いです。
ここら辺はしっかり押さえておきたいポイントですね。
また、日々のあいさつや近隣コミュニケーションは極力避けないようにしましょう。
家を買う前に知っておきたい近隣トラブルを防ぐ方法
近隣トラブルを事前に防ぐ方法はないの?
家を買う前のチェックポイントがあります。そこをしっかり抑えておきましょう。
事前の確認で防げる近隣トラブルも多いです。
- 住環境を確認する
- 越境の確認をする
- 重要事項説明書を確認する
- プロに事前調査を依頼する
詳しく解説していきます。
住環境の確認
騒音・臭気に関するトラブルはある程度未然に防げます。
確認するポイントは以下です。
- 内見時には家の周りも確認
- できれば昼・夜など複数回・別の時間帯で確認
- お隣さん家族構成を確認
- 近くで異臭が発生するような工場等がないか確認
内見時は家の中にばかり集中してしまいがちです。
周辺を散策したりしトラブルとなりそうなものは事前に確認しておきましょう。
特に工場・線路・ガソリンスタンドなど明らかに騒音や異臭がしそうな場所は要チェックです。
お隣さんの家族構成も確認出来たらしておきましょう。
- ファミリーカーなどの車のサイズ
- ペットを飼っている痕跡がないか
- 自転車やバイクの数
家をチラッと確認するだけでもおおよその家族構成は想像つきます。
ジロジロ見るのはやめましょう。
逆にトラブルになります。
越境の確認
越境の確認なんて素人にできるの?
越境の有無は不動産会社の人が教えてくれます。
なぜなら越境は告知事項だからです。
これを告げずに契約した場合、告知義務違反として罰さられてしまいます。
知ってて黙っていることはしないので安心してください!
もし越境が確認された場合はその是正が大切になります。
越境の是正を覚書や確認事項といった書面で残しているか
将来、建て直しの際などに越境を解消する旨をしっかりと書面で残しておく必要があります。
その内容やサインなどが問題なければ大丈夫です。
重要事項説明書の確認
内見や目視だけでわかないことは重要事項説明書で確認しましょう。
事前に告知しておくべきことが記載されています。
- 告知すべき重大な内容が書いてある
- 詳細までは記載がない場合がある
- 物件状況報等告書などもチェック
重要事項説明書のみでは不完全です。
内見時の現地確認も怠らずにしましょう。
その他、物件状況等報告書というものもあります。
契約の際に合わせて説明がありますのでこちらも必ずチェックです。
近隣トラブルが発生した場合の対処法
もし、近隣トラブルが発生した場合はしかるべき対応を取りましょう。
- 警察に相談
- 弁護士に相談
警察は事件性が無い限り動きません。
警察相談専用ダイヤルがあるので、まずはそちらに相談してみましょう。
もしくは弁護士に依頼するのも一つの手段です。
利用の際は弁護士費用が掛かるので注意しましょう。
【まとめ】近隣トラブルの実例から対策を考えよう
今回は近隣トラブルの実例を紹介しました。
- 騒音トラブル
- 臭気トラブル
- 越境のトラブル
- 駐輪・駐車のトラブル
- 人間関係トラブル
そして近隣トラブルが発生しそうかどうかはある程度事前に把握が可能です。
- 住環境を確認する
- 越境の確認をする
- 重要事項説明書を確認する
- プロに事前調査を依頼する
戸建て購入後は気軽に引っ越しもできません。
家選びの際は近隣トラブルで失敗しなように注意しましょう!
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