
- 内見で大切なチェックリストってないの?
- 内見のポイントはどこ?
- 事前準備するものはある?
- マンションの内見ポイントがわかる
- 見落としがちなチェックリストがわかる
- 部屋探しの成功につながる
どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
皆さん、内見をするときにこんなところ気にしてないですか?
- 部屋の広さばかり気にしてる
- 部屋のデザインばかり気している
これは確かに重要なチェック項目です。
しかし!この内見方法だと部屋探しで失敗する可能性大です!
残念ながら多くの人が見るべきポイントすら知らずに内見をしているのが現状です。
そこで今回は、
不動産営業マンがマンションの部屋を内見するときチェックリストとポイントを教えます!
もくじ
マンション内見で見落としがちな7つのチェックリスト
マンション内見で必ず確認して欲しい7つのチェックリストを紹介します。
※残り3つは後半で紹介します!
実際に内見するときの順序に近い形でリストアップしました。
これらは最低でもチェックする項目です。
物件によっては他にも確認しておきたいところはあります。
ですが、まずはこの7つのリストを押さえておけば大丈夫でしょう。
それでは1つずつ詳しく解説していきます!
エントランスのチェック
エントランスはマンションの顔とも言える部分です。
エントランスはマンションの管理状況が露呈しやすい場所です。
清潔感の有無や管理人の警備体制等を確認しておきましょう。
また、エントランスに掲示板があるマンション等があります。
掲示板には居住者に向けた注意事項等が張り出されている場合があるんです。

注意事項の内容で大体どんな人が住んでいるか推測できますよね…
注意内容次第では再検討した方が良いマンションも出てくるかもしれませんね。
ポストをチェック

ポストってチェックする必要あるの?
ポストのフタに養生テープが貼ってある場合があります。
これはその部屋に現在誰も住んでいないサインです。
空室が多いマンションは居住者が定着しない理由が存在する可能性が高いです。
こうしたサインは見逃さずにチェックしましょう。

引っ越しの繁忙期など時期的な原因もあります。詳しくは別記事を参考にしてください!
こちらの関連記事も参考にしてください>>>
⇨引っ越し料金を相場より安くできる簡単な方法
部屋の広さと収納力をチェック
ここは誰しもが気になる部分ですよね。
部屋の形が悪いとたとえ同じ畳数でも狭く感じます。
梁(はり)や柱が邪魔になるケースもあるでしょう。
さらに、ベットやテレビの位置、冷蔵庫やソファの大きさなんかも重要です。
予めサイズを測っておいて現地で確認できるようにしておいてください。
玄関や室内の扉以上のものは分解もしくは外から搬入するしかないので注意が必要です。
部屋の不満として多く上がるのが収納問題です。
特に水回り関連の収納はあるととても便利なので収納力の確認が必須ですね。
カラーボックスなどを使えば収納問題はある程度解決できます。
しかし、部屋の面積が小さくなるのでなるべくなら収納力のある部屋を選びましょう。


収納場所が多くて困ることはありません!
収納力がたくさんあれば快適に過ごすことができますよ。
部屋の広さに関する関連記事はこちら>>>
部屋の水回りをチェック
水回りのチェックもしっかり確認しておきましょう。
設備の経年劣化もあり得るので隅々までチェックしましょう。
特にお風呂・洗面・トイレが一緒になったユニットバスは要チェックです。
湿気がひどく、汚れやカビが目立つ場合があります。
ベランダ(日当たり)をチェック
ベランダがあれば外に出てチェックした方が好ましいですね。
単身者だと日当たりをそこまで重視しない人も多いかもしれません。
テレワークなどをするのであればある程度日当たりは欲しいところです。
また、ベランダの外の状況を確認しておくことも大切です。
実際にこうした後悔も度々聞かれます。
しっかりと建物の周りの環境もチェックしましょう。
日当たりの関連記事はこちら>>>
⇨プロが日当たりの悪い家をオススメしない3つの理由
ゴミ捨て場をチェック
ゴミ捨て場も忘れずにチェックしましょう。
これは24時間ゴミ捨てが可能なマンションであればチェックが必要です。
四六時中ゴミ捨てが可能だとマナーが悪くなったり荒れたりしがちです。
こうした箇所の管理が行き届いているかも大切ですよね。
駐輪・駐車場をチェック
自転車や車を利用する場合はチェックが必要な項目になります。
ここも管理体制がきちんとできているかの指標になる部分です。
「空き」がないこともあるので、入居を決める前に確認しておきましょう。


乗ってる自転車でどんな人が住んでるか推測できます。例えば子供乗せ自転車が多いとファミリー層が多いことが分かりますね。
見落としがちな3つの住環境チェックリスト




これだけチェックしたら完璧だね!


ちょっと待った!
内見の時は建物以外にも確認しなければいけないことがあるんです‼︎
「内見=室内チェック」だと思っていませんか?
周辺の住環境も住み心地に大きな影響を与える要因です。
次は、住環境3つのチェックリストを中心に確認していきましょう。
ハザードマップも合わせて確認しておきましょう>>>
⇨ハザードマップはどこまで気にするべき?【これでもう迷わない!】
最寄り駅までの時間と道のりをチェック
「○○線○○駅徒歩〇分!」
こんな文章よく見かけませんか?
実はコレ、実際に歩いて計測したものではないのです!
そのため駅までの時間と道のりは自分の足を使って確認しておきましょう。
上り坂や踏切・信号など必ずしも時間通りにいかない場合があります。
こうした部分も事前に歩いて確かめられるといいですよね。


資料やネットに掲載している駅までの所要時間は嘘ってこと?


業界独特のルールに基づいた表記になってます!
詳しくは関連記事をチェックしてみてください!
駅距離の関連記事はこちら>>>
⇨不動産の駅距離の定義とは
近くのコンビニとスーパーのチェック
コンビニやスーパーが徒歩圏内だとめちゃくちゃ便利ですよね。
近くにあったら便利なお店は事前に確認しておきましょう。
一人暮らしだとコンビニは必須ですね(笑)


一番のおすすめはドラッグストアがあること!
ファミリー世帯であれば、近くに公園があれば子育てにも助かるかと思います。
Googleマップなどでも確認できるので、必ず事前に調べておきましょう。
日中夜で街の雰囲気をチェック
繁華街エリアだと夜は飲み屋が多くなります。
昼間と夜の2回に渡って現地周辺を調べるのは大変ですよね。
そのため、検討エリアが繁華街であったり気になる場合のみチェックでも大丈夫です。
こんな話を実際聞いたことがあります。
気になるようであればチェックしてみてください。
マンション内見3つのポイント


次はマンションを内見する前に心得ておきたい内見のポイントを解説します。
ポイントを抑えて内見するだけでも内見精度が上がるので試してみてください。
共有部と専有部の両方を確認
内見時は必ず共有部と専有部の両方を確認しましょう。
- エントランス
- ポスト
- エレベーター
- 24時間ゴミ捨て場
- 駐輪・駐車場
などなど
専有部分は○○○号室といった内見する部屋のことだと思ってください。
内見の時はどうしても室内ばかりに目が行きがちです。
しかし、共有部でも確認しておかなければいけないことはたくさんあります。
内見時は必ず共有部と専有部の両方を確認し、見落としが無いようにしましょう。


共有部の確認事項は先程のチェックリストを参考にしてください!
資料と照らし合わせながら内見
内見って楽しくてテンション上がりますよね(笑)
そのためか資料はそっちのけで内見するお客さんをよく見かけます。
間取り図面は縮尺により実際よりも大きな部屋をイメージしてしまいがち。
イメージとの乖離を埋めたり、畳数と体感の感覚をつかみましょう。
また、築が古いマンションだと古さゆえの汚れや劣化が目立つ場合があります。
予め築年数が古いマンションを内見する際は気を付けたいですね。
営業マンの言葉を鵜呑みにしない
営業マンの営業トークをあまり信用しないでください。
もちろん営業マンの話が全て噓というわけではありません。
ですが、「近い」「広い」「静か」これらは全て入居者側が判断することですよね。
自分の目で見て、体感して、実感する。
そのための内見なので都合の良い営業トークを鵜吞みにはしないでくださいね。


自分で判断できる部分はなるべく自身で調べましょう。
マンション内見するときに役立つ便利なアイテム


内見は手ぶらで行っても大丈夫?
内見は手ぶらでもなんの問題もありません。
ただしあったら便利なアイテムがいくつかあるので紹介しておきます。
中でもメジャーはあるとめちゃくちゃ便利です。
事前に家具家電の大きさをメモしておけばその場で配置なども確認できます。
窓の大きさを計ればカーテン作りでも役立ったりとメジャーは是非とも準備しておきたいですね。
テープ素材のメジャーは測りにくいのでやめましょう。
その他、今はスマホアプリで代用出来てしまうものが多いです。
そのため特段準備する必要はないでしょう。
スリッパは不動産会社の人が用意してくれます。手袋は無いので気になる人は準備が必要です。
【まとめ】気になる部屋はとりあえず内見してみる


今回は内見時のチェックリストとポイントについてまとめました。
部屋を内見して初めて気づくこともたくさんあります。
資料を見ながら気になる部屋はとにかく内見してみてください。
きっと希望に合う条件の部屋が見つかるはずですよ。
マンションの関連記事はこちら>>>
⇨戸建にはないマンションの特徴とは