
- 家賃が高いから引っ越したい
- 家賃は下げたいけど生活水準は下げたくない
- 安くても住み心地の良い部屋ってないの?
- 家賃を下げる時の部屋探しのポイント
- 安い部屋の見つけ方
どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
先日こんな記事を見つけました!
アットホーム(株)は14日、「不動産のプロが選ぶ!『2021年下半期 問い合わせが多かった条件・設備』ランキング」を発表した。21年7月以降、賃貸居住用物件を探している顧客に対応したアットホーム加盟店を対象に実施した調査結果をまとめた。
問い合わせの多かった条件のトップは「毎月の家賃を下げたい」(34.5%)で、上半期に続いて1位に。不動産会社のコメントでは、「コロナ禍の影響で失業や賃金の低下により、現在の家賃より低い物件への住み替えを希望する問い合わせが多くなった」というものが複数あった。
引用:株式会社不動産流通研究所/不動産ニュース2022/2/14より
どうやらコロナ禍の影響もあり家賃下げを検討してる人が増えてるようです。

家賃は下げても生活水準は下げたくない!
これが本音ですよね…。
そこで今回は、家賃を下げる時の部屋探しのポイントを紹介していこうと思います。
安い家賃の部屋を探している人はぜひ参考にしてみて下さい!
もくじ
家賃が安い部屋の主な3つの特徴

そもそも家賃が安い部屋にはそうなる理由が必ずあるものです。
なんの理由もなしに安くなる方がむしろ怪しい…
そして、家賃が安くなるパターンはほとんど決まっています。
この3つこそが家賃が安くなる王道です。
言い換えると人気がない条件ということですね。
利便性が悪い
特に都心部だと最寄り駅から遠ければ安くなる傾向が強いです。
地方は車生活圏なので駅距離はあまり関係なかったりします。
最寄駅まで徒歩10以内にするか10~15分にするかで家賃もだいぶ変わってきますよ。
その他、近くにスーパーやコンビニなどが無いような場所も家賃は比較的安いです。
もし、妥協できるなら駅から離れた部屋にすれば家賃を下げられると思います。
駅距離に関する記事はこちら>>>
⇨駅距離の定義とは【徒歩何分までが許容範囲?】
築年数を古くする
当然ですが、築年数は古ければ古いほど家賃は下がる傾向にあります。
逆に新築だと多少家賃が高かろうと人気はあります。
そのため、新築の家賃は通常相場よりも高くする傾向にあるので気を付けてください。


家賃は安くしたい…
でもなるべくきれいで新しいマンションがいい…
そんな人には築4年~6年前後がおすすめ。
部屋の賃貸契約は2年更新のものが多いです。
そして、この更新タイミングで退去する人が一定数います。
つまり、築4年~6年前後なら1回以上は住人が入れ替わっている可能性が高いです。
この場合は家賃も相場まで落ちており比較的まだキレイな部屋が多いです。
家賃をがっつり下げる目的なら築10年~15年以上くらいを狙った方が良いです。
部屋を小さくする
当たり前ですが、部屋が小さければその分家賃も安いです。
ただ、部屋が小さいと窮屈だったり収納問題が発生します。
例えば「仕事で日中ほとんど家にいない」とかなら多少狭くても良いのではないでしょうか。
最近はテレワークも増え部屋にはこだわりたいという意見も多く聞かれます。
広さに関して内見時にしっかり確認しておきましょう!
内見に関する記事はこちら>>>
⇨マンション内見で重要な10個のチェックリストと3つのポイント
安い家賃の部屋を探すときの3つのポイント




家賃が下がる条件を見ると生活水準も一緒に下がりそう…
そんな心配が頭をよぎりますよね…。
安い家賃の部屋を探す時はちょっとしたポイントを知っておいて欲しいんです。
それでは詳しく見ていきましょう。
電車の乗り換えをする
家賃を下げたいけど家から駅までの距離はなるべく近くがいい…。
そんな時は電車の乗り換えを検討してみてください。
乗り換えをすることで人気沿線エリアから離れたところに住め、駅距離を変えずに家賃を下げることができる
都心部などの利便性が高い沿線は需要も高く家賃も高くなりやすいです。
乗り換えをすれば居住エリアは郊外になり家賃が下がる場合もあります。
駅チカ物件でも家賃相場が低ければ、そもそも家賃が高くなる心配もありません。
通勤時間を10分伸ばすだけでも結構家賃が変わるので、ぜひ検討してみてください!
リフォーム後の部屋を狙う
できればなるべく綺麗な部屋がいいですよね。
そんな人は、リフォーム後の部屋を探してみてください。
築年数が古いので家賃は安いが、リフォーム後のため内装はほぼ新築同様かつキレイ
リフォーム後なら室内はキレイで、設備も最新になっている可能性があります。
資料に「〇年○月リフォーム」と記載がある物件は要チェックです。
リフォームされているのは室内のみです。
建物全体は古いので、ポストや玄関などは古さを感じます。
ユニットバスの間取りにする
部屋を小さくする場合はユニットバスを検討しましょう。
水回りを1カ所に集約できるので、居室部分を広くできる
ユニットバスとは、風呂・洗面・トイレが一つの空間にまとめられている間取りのことです。
各水回りでスペースを確保する必要がないので、その分部屋を広く取れます。
あとは部屋の形がキレイな間取りを選ぶことも大切です。


三角形や台形などは、たとえ広くても不自由で帖数以上に小さく感じますよ。
家賃以外の諸費用を安くできないか考える




新居探しって家賃以外にも結構お金かかる…
上記が新居の契約をするときに必要な家賃以外の諸費用です。
物件によってはこれ以上のところもあるかもしれません。
敷金・礼金の合計だけでも軽く家賃2ヶ月分です…。
そこで、諸費用もなるべく安く押さえる方法を簡単にまとめておきます。
それでは詳しく解説していきます。
引っ越しの繁忙期を避ける
引っ越し料金は時期によって値段が変動します。
繁忙期と呼ばれる1月~3月にかけては特に値段が高いです。
なるべく年度末での引っ越しは下げた方が良いでしょう。
引っ越し依頼をするときはなるべく多くの業者に見積もり依頼するのがポイントです。
結構簡単に値切ることもできるのでおすすめです。
引っ越し料金に関しては別記事で詳しく紹介してますので、興味があればそちらも確認してみてください。
引っ越しに関する記事はこちら>>>
⇨引っ越し料金を相場より安くできる簡単な方法【もう引っ越で損しない!】
フリーレントを活用する


フリーレントって何?


「フリー(無料で)レント(借りる)」
つまり家賃がタダってことですね。
物件によっては「フリーレント1ヶ月」なんて部屋もあります。
これは1ヶ月間は家賃タダって意味です。
そうすることで早く入居者を決めようって作戦です。
家賃12万なら実質1年間の毎月家賃が1万円安くなる計算です。
もし、フリーレントの部屋があったら積極的に検討してみてください。
敷金や礼金が無い部屋を選ぶ
「敷金ゼロ・礼金ゼロ」の物件を選ぶことで諸経費のコスト削減が可能となります。
ちなみに、敷金は退去する際に返還されるお金です。
もし余力があれば敷金は払っておいて損のないものです。
逆に礼金は、正直言って払う意味がないお金です。
礼金で家賃1ヶ月分とかもったいなさすぎるのでやめておきましょう。


わざわざ礼金を払ってまで住みたい部屋もなかなかないもんですよ(笑)
仲介手数料タダの会社を選ぶ


仲介手数料の相場っていくら?
仲介手数料の多くは家賃1ヶ月分の請求になります。
最近だと仲介手数料無料または半額の不動産会社もあるので、そちらを利用してみてください。
紹介できる物件の数に限りがある可能性
仲介手数料無料だと紹介してもらえる物件の数に限りがある可能性があります。
不動産業界の手数料の仕組みみたいなもので、全部の部屋を紹介できるとは限りません。
それでもまずは手数料無料の不動産会社で探してみるのが良いでしょう。
カットできるコストはなるべく排除したいところですね。
【まとめ】家賃を下げても生活水準は保てます


今回は、安い家賃の部屋の探し方などについてまとめてみました。
ポイントは生活水準をなるべく落とさずに家賃を下げることです。
多少の妥協はもちろん必要ですが、それでも意識するだけ部屋探しの方向性が変わってきます。
家賃は安くても優良物件はあるので、ぜひ頑張って探してみてください!