
- 注文住宅は中古だと売りにくいの?
- 売却に失敗した例は?
- 売りやくするためにはどうすればいいの?
- 注文住宅が中古だと売却しにくい理由
- 注文住宅の売却失敗例
- 注文住宅を売りやすくするポイント
どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
マイホームを将来的に売却しようと検討する人が多いです。
資産としての側面もあるため最近は特に増えてきたように感じます。
ですが…
- 注文住宅は将来売りにくい
- 注文住宅の売却に失敗した
なんて話は聞いたことがないでしょうか?
結論から言えば、確かに注文住宅は売却に失敗するケースがあります。
では、注文住宅だとどうして売却に失敗してしまうのでしょうか?
この記事では実際売却に失敗してしまった例を踏まえて詳しく解説します!

注文住宅だと必ず売却しにくわけではありません。
相場価格で売れるポイントも解説しますので安心してください!

もくじ
注文住宅が中古だと売れにくい原因とは

結論から言えば、注文住宅では将来売却しにくいケースがあります。
しかし、全ての注文住宅に当てはまるわけではないんです。

どうして注文住宅は売りにくくなるの?

間取りが原因になることが多いです!
- 間取りが万人受けするものでない
- デザインが万人受けするものではない
注文住宅の最大の魅力は、好みに合わせデザインや間取りを自由に決められるところですよね。
言い方を変えると、万人受けする家ではないというです。
そのため、注文住宅では間取りやデザインにマッチする人が少ないのです。
では実際に、どんな注文住宅の中古物件が売りにくいのか失敗例を見ていきましょう。
注文住宅が売れなくなる5つの理由

注文住宅が売れなくなる5つの例を紹介します。
- 売れにくい間取り
- デザインやカラーセレクトによる失敗
- 土地の形による失敗
- 周辺の住環境による失敗
- 販売価格による失敗
上記に類似した注文住宅を検討している人は要チェックです。

オリジナリティの強い注文住宅は、営業マンから見ても「これは売りにくい!」と思う物件が多いです(笑)
マイホームの売却で損したくない方へ>>>
【公式】タウンライフの一括売却査定がおすすめ
無料でオリジナルの「不動産売却計画書」がもらえます!
間取りが原因で売りにくくなる
売りにくくなる原因として「間取り」が理由になることがあります。
では実際に、どんな間取りだと売れないのでしょうか?
- 2LDKや無理やり4LDKにしてしまう
- 和室を設ける
- リビングと同じ階に居室を設ける
- 車庫や駐輪スペースを無くす
一般的にニーズが高い間取りは「車庫付き3LDK」になります。
2LDKの間取りだと、ファミリー層には部屋数が足りなく需要が少ないです。
とは言え、各居室を極端に小さくし無理やり部屋数を増やしても使いにくいのでNGです。
下の間取りを見てください。

このように、LDKに隣接する形で居室を設けたするとLDKが小さくなってします。
こうした間取りもできれば避けた方が良いですね。

車も持ってないし、購入する予定もないから車庫はいならないかなぁ…

必要なくても車庫はあったほうが絶対に売りやすくなります!
希望条件に「車庫必須」という人は非常に多いです。
失敗リスクを避けるのであれば車庫は必須ですね。
車がなくても自転車を留めたりベビーカーや子供のおもちゃを置いたり、使い道はいくらでもあります。
ちなみに、トイレは2カ所あると結構ポイントが高いです。
売り出し中の分譲物件の間取りなどは非常に参考になるので色々内見してみてくださいね。
内見のポイントにまとめた記事はこちら>>>
⇨新築戸建を内見する時の5つのポイント
デザインやカラーセレクトが奇抜
デザインや色は第一印象を決める重要な部分です。
- 外壁に奇抜な色を選ぶ
- 周辺の環境や街並みにそぐわないデザイン
- 部屋の建具やデザインが不調和
ピンクや黄色など奇抜な色の外壁はやめましょう。
無難なところで言えば白黒やグレーなどシック系です。


最近は全身黒なんてデザインも人気が高いです!
内装も調和の取れたものがいいでしょう。
ウッド調で温かみのあるデザイン住宅に、ステンレスの無機質な感じのキッチンなどはマッチしません。
このように、外装内装が全体的に統一性が取れたデザインにするのも大事ですね。
インテリアデザインの記事も参考にどうぞ>>>
⇨誰でも簡単に部屋をオシャレにできる6つのインテリアスタイル
土地の形が不整形地
土地の形が不整形地だと売りにくくなります。
その代表例が旗竿地です。
旗竿地は、日当たりが悪く資産価値が落ちるので売りにくくなりがちです。
注文住宅は、建物代金が高額になるため土地代金を安く押さえたいところ…
ですが、なるべくであれば整形地の物件がいいでしょう。
旗竿地の詳しい内容はこちらをどうぞ>>>
⇨「旗竿地」のメリット・デメリットとは?
日当たりに関する記事はこちら>>>
⇨プロが日当たりの悪い家をオススメしない3つの理由
あと、借地権の土地もやめておきましょう。
借地権の土地はデメリットの方が多くなりやすく、将来売りにくくなりやすいです。
また売却成功しやすいケースとしては、角地や南向きなどプラスアルファの要素が挙げられます。
借地権に関する記事はこちら>>>
⇨借地権のメリット・デメリットを徹底比較!!
優れた家は好立地から>>>

注文住宅部門で堂々の3冠達成!
住環境による失敗
周辺の住環境も売却に大きく影響してくる要因ですね。
特に最近は、ハザードマップを気にする人が多いです。
ハザードマップに関する記事はこちら>>>
⇨ハザードマップはどこまで気にするべき?
土地を買う前に、一度ハザードマップを確認しておきましょう。
ハザードマップ上の「緊急避難区域」などに該当しているエリアは人気が低いので注意してください。
その他、ガソリンスタンドや町工場など臭気が気になるエリアも要注意です。
検討する上でネックになりやすいのでしっかりと事前確認してください。
売却価格が高すぎる


こだわりの詰まった家だから相場より高く売れるんじゃ…
建物の内装や間取りにこだわったから価格へ反映されるということはありません。
- 内装等にこだわっても価格へほぼ影響なし
- 木造・鉄骨など構造が違うと価格へ影響あり
建築費用が高かったから売却金額も高くできるわけではないことを覚えておきましょう。


ただし!
建物構造は価格へ影響を及ぼすことがあります!
注文住宅では軽量鉄骨造やRC造などのコンクリートなどで家を建てる人がいます。
原則コンクリートは木造より建物の価値が高くなります。
そのため売却する際も建物価値が残り価格に反映されるケースがあるんですね。
当然コンクリート造の方が建築費用も高くなります。
およそ木造価格の1.5倍前後くらいです。
売却に失敗するとどうなる?


売却失敗と判断するケースは主に2つです。
- 買い手が見つからず売却まで時間がかかった
- 売却価格が低くローンの残債を返済できない
売却成功とは、「早く」そして「高く」売ることになります。
売却に失敗しないためにも、今回紹介した例を参考に注文住宅を造り上げてみてください。
売却に関する記事はこちらを参考に>>>
⇨マンションを「高額」で「早く」売却するために知っておきたい5つのポイント!