どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
皆さんは、ご家庭で「防災グッズ」の準備をしていますか?
必要だけどいざ準備しようとすると、どんなアイテムが必要なのかわからないものですよね。
今回は、既に防災グッズを用意している人も、これから最低限の中身は用意したい人も必見の「選りすぐりのおすすめ防災グッズ20選」をご紹介します!
家族構成や住まい環境に合わせてアイテムを選別していきましょう。
- 防災グッズとして必要なアイテムが分かる
- 準備しておくと便利な防災グッズが分かる
- 防災グッズの保管場所、災害時の対応が分かる

日本は今や、いつ災害が起こってもおかしくありません。今のうちにしっかり準備しておきましょう!
もくじ
絶対準備しておきたい!おすすめ防災グッズ12選

まずは、防災グッズとして絶対に準備しておきたいオススメのアイテムを紹介していきたいと思います!
今から紹介する防災グッズは優先度の高い「必須」のアイテムになります。
なるべくすべて準備できるようにしておきましょう。
【防災グッズセット】

一個一個揃えるのは時間もお金もかかって大変だな…

そんな人には、既に防災グッズがセットになって販売されているものがオススメです!
正直なところ、
- 「防災グッズを買うのはめんどくさいなぁ」
- 「どんなもの揃えればいいか全然わかんない」
こんな感想を抱いている方がほとんどではないでしょうか?
まだ防災グッズを購入したことがない方は、是非「防災グッズセット」を購入してみてください!
この防災グッズセットですが、一度購入してしまえばあとは中身の非常食系を定期的に交換するだけなので、めちゃくちゃラクで便利です。
防災グッズを何も持っていないという方は、まず防災グッズセットだけでもいいので手元に置いておくのが良いでしょう。
【防災用非常食】
防災グッズの中でも絶対に外せないのが非常食ですね。
非常食を選ぶポイントは、どれだけ日持ちするかです。
保存可能期間が長ければ長いほど入れ替えの回数も少なくて済みますので、まずは保存可能期間を優先的に選んでください。
最近は「非常食」や「保存食」と言えども、なかなかおいしいものが多いです。
保存可能期間を確かめながら、あとはお好みで選んでみてください!
【防災用飲料水】
非常食とくれば、次は「水」ですよね。
水を選ぶポイントも非常食と同じで、「保存可能期間」をチェックしましょう。
大人であれば一日2L~3Lの水が必要と言われています。
飲料水としての利用の他、ケガをした場合の洗浄や料理などにも利用する可能性が高いので、なるべく多めのストックがあるといいでしょう。
また、赤ちゃんのミルクなどは軟水で作った方が良いので、水の硬度についても確認しながら準備してみてください。
【懐中電灯】
夜中に災害が発生したり、電気などのライフラインが遮断されることも考えられます。
そこで、懐中電灯もマストアイテムとして持っておきましょう。
最近は多機能タイプや軽量型、アウトドア用品として進化を遂げている物も多いので、参考にしてみてください。
【防災用救急セット】
怪我をする可能性も考えられるので、必要最低限の手当ができるよう救急セットなどの準備があると良いでしょう。
擦り傷や軽症程度であれば処置できますし、そこまで重さのある物でもないので1セットくらい持っていると便利ですね。
救急セットの中には、使用期限が設けられている医薬品等もあります。
確認して定期的な入れ替えを行いましょう。
その他、女性であれば生理痛医薬品や、胃薬・頭痛薬なども備えてあるといいかもしれません。
【レインコート】
近年、ゲリラ豪雨や記録的大雨による浸水や土砂崩れなども頻発してきています。
また、避難生活がいつまで続くかわからない中だとレインコートが必要な機会も増えてくるかと思います。
雨具として、折りたたみ傘を準備する方もいますね。
ですが、レインコートであれば両手が空くので、災害時には傘よりも適していると思います。
【携帯トイレ】
災害が発生して、すぐさま避難所へ避難できるとは限りません。
ライフラインが機能しない状況下、 外や家の中などで取り残されることも考慮して携帯トイレも準備しておきましょう。
かさ張るものでもないですし、長期的に利用可能なのでなるべく持っておいた方がいいです。
【防災ラジオ】
災害時の情報収集元として、ラジオが重宝されます。
被災状況や周辺の被害状況などをいち早く収集できたり、SNSなどのフェイクニュースに騙されるなんてこともないでしょう。
最近では、ソーラー電池タイプや懐中電灯一体型もあるので、1機で2役も3役もできるものがが人気です。
【携帯用充電器】
災害時には、外部との連絡手段や情報収集目的としてスマートフォンは欠かせません。
そんなスマホの充電器もしっかりと準備でしておきましょう。
コンセント等が無い状況も考えられるので、乾電池タイプのどこでも充電できるものが重宝する場合があります。
バッテリータイプと合わせて、乾電池タイプの充電器も備えておくといいかもしれません。
充電器のUSBケーブルは、お使いのスマートフォンに適したものを選んでください。
【感染対策としてのマスク】
今や、マスクは生活必需品となっています。
コロナウィルスの影響により、密を避けなければいけないものの、避難所においてはそうも言ってられませんよね。
感染しない・させないよう徹底し、 2次災害を防いでいきましょう。
防災グッズではないですが、冬場ではマスクをすることで寒さを緩和することもできるので、持っておいて損はありません。
【用途様々なポリ袋】
ポリ袋は万能で、数枚持っていると何かと使えるタイミングが多いので準備しておいてください。
レジ袋が有料化になり、家に十分なストックが無い方はポリ袋をいくつか用意しておきましょう。
また、ビニール袋を応用した防災ワザを「東京ガス」のホームページ上でも公開していますので、良ければ参考にしてみてください。
関連記事:家族を守るために!【ポリ袋】で簡単にできる9つの防災ワザ
引用元: 東京ガスHP「オウチコト」より
URL:https://tg-uchi.jp/categories/disaster_defense
【防災用リュック】
防災グッズを入れるリュックも、しっかりと考えて選ばなければなりません。
リュックに求めることは、「大容量」の「軽量型」で「防水や衝撃に強い」ものであるということです。
なかなかいいのが見つからないという方は、冒頭でご紹介した防災グッズセットを購入すると手に入るリュックを利用するのもおすすめです。
あったら便利!おすすめ防災グッズ8選

次に、必須アイテムではないが、持っていたら何かと便利な防災グッズをいくつか紹介します。
必要に応じで準備してもらえば大丈夫なので、資金面や持ち運ぶ量など余裕があれば揃えてみてください。

本当はすべての防災グッズを揃えられるといいのですが、あまりに量が多いと避難する時の足かせになります。本末転倒にならないよう気を付けましょう。
【寝袋】
冬場では、暖を取るためにも布団などが必要になってきます。
また、一夜を屋外で過ごさなければいけないケースなども考慮して、寝袋も持っておくといいでしょう。
最近では、寝袋の代わりにアルミシート制の商品なども販売されています。
カサカサと音の出にくいものは、避難所など集団行動をしなければいけない場面でも使いやすく人気が高いです。
【体拭きタオル】
災害時は、断水や停電などでお風呂に入れないこともしばしばです。
そんな時に役に立つのが「体拭きタオル」です。
ウエットティッシュの大きいバージョンで、体を拭くのに適したものといったところでしょうか。
電子レンジで温めて使用できる物もあり、夏冬問わず利用できると思います。
【防災用ホイッスル(笛)】
災害現場に取り残された際を想定して、ホイッスルを一個持っておくと便利です。
ポケットにも入るようなサイズなので、邪魔になることもありません。
ネックストラップやカナビラフックなどを付けて、リュックの取っ手やベルトなどに付けておくといいかもしれません。
【避難所先で使えるスリッパ】
スリッパを持っていれば、避難所先で役に立ちます。
スリッパと言っても、折り畳み式でペチャンコになり、軽量型なので持っていても邪魔にならないと思います。
最終的に荷物も減らすことができる「使い捨てタイプ」などもあります。
もし、必要であれば持っておいてもいいかもしれませんね。
【防災用給水袋】
災害時に避難所で生活を送っていると、給水ステーションと呼ばれる拠点地まで、水を汲みに行くケースが発生します。
ペットボトルやバケツなどでも水を汲めなく無いですが、一度で汲める量も非常に少なく不便です。
そこで重宝してくるのが「給水袋(防災用ウォータータンク)」です。
一度に10L以上の水が汲めて、中身がなくなれば小さくたためるのでめちゃくちゃ便利です。
【防災用ヘルメット】
災害時に頭を守れるような行動をとることはとても大切です。
そんな時に、ヘルメットがあれば大助かりですよね。

ですが、ヘルメットって大きくてかさばるイメージがありますよね ?
そこで今回紹介するのは、なんと折りたたんで持ち運びができる防災用ヘルメットです。
非常にコンパクトなサイズにまでなるので、従来のヘルメットよりも持ち運びがめちゃくちゃラクです。
子供用サイズもあるので、子供用だけでも準備しておくといいかもしれません。
【耳栓】
避難所では他人との共有生活を送ることになります。
プライバシーが確立されているわけはないので、就寝時はいろいろと大変かもしれません。
そこで役に立つのが耳栓です。
話し声やいびきなども気にならなくなりますので、睡眠の質向上につながります。
必要に応じでアイマスクもあるといいですね。
震災時では、緊急地震速報などによる1秒でも早い避難行動が生死を分けてきます。耳栓をすることにより、対応に遅れが生じる可能性が考えられます。もし耳栓などを使用する場合は、緊急時に知らせてくれる人がそばいることを条件に使用してください。
【忘れがちな現金】
現金も一緒に持って避難できるといいでしょう。
防災グッズにばかり気が捕らわれるため、現金と言われると案外盲点かもしれません。(笑)
避難所生活でも買い物に出れるケースがありますので、大金でなくてもいいので準備しておくことをオススメします。
その際、NGなのが「お札」と「クレジットカード」です。
お札は雨に濡れてしまう可能性がありますし、クレジットカードや電子マネーは停電中に利用できません。
準備する時は、小銭を数千円程準備するといいと思います。
状況に応じて必要な防災グッズ

次に、家族構成や状況に応じて準備しておくといい防災グッズをまとめてご紹介致します。
- 赤ちゃん用オムツ
- 抱っこ紐
- 哺乳瓶とミルク
- 介護用オムツ
- 生理用品
- 持病の薬
- 軍手・タオル・洋服
- 長靴
特に、小さな赤ちゃんがいる家庭では、ミルクやオムツは必須になると思います。
中には、避難所で備蓄されていたり支給されるものもあるかもしれませんがので、必要に応じで準備してみてください。
防災グッズの適切な保管場所


防災グッズを準備したのはいいけど、どこに保管しようかなぁ
防災グッズの保管場所としてポイントなのが、すぐに持ち出せる場所か否かということです。
災害時に防災グッズがすぐに取り出せないようであれば、せっかく準備した意味がありません。
防災グッズのおすすめ保管場所をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
- 玄関
- リビング
- キッチン
- 寝室
玄関であれば、シューズボックスの下やスペースを作って中に収納するのが良いでしょう。
キッチンに床下収納が設けてあるお家は、そこに保管でもいいと思います。
保管場所としては「いつでも取り出せる場所」ということと、家にいる時に「比較的長い時間を過ごす場所」というのがポイントです。
長い時間滞在する場所であれば、そこで災害が発生する確率も高くもなります。

クローゼットや押入れの奥の方、ロフトや屋根裏などに収納しないようにしましょう。
ハザードマップで避難所を確認しよう

皆さんは、家から一番近い緊急避難場所がどこか知っていますか?
防災グッズを準備する前に、自分の住まいの避難場所を知らないようでは困ります。

緊急避難場所ってどうやって調べればいいの?

緊急避難場所は、市役所や区役所等のホームページで公開している「ハザードマップ」にて確認することができます!

上図は「新宿区のハザードマップ」です。
新宿区のハザードマップでは、「凡例」のところに「避難所」のマークが書いてあり、番号が振られています。
その番号が振られている施設が、緊急避難所先となるわけです。
お住まいの市区町村のホームページからハザードマップは確認できますので、家の近くの避難場所を何カ所か確認しておきましょう。
ハザードマップは各エリアにより少々見方が変わります。今回紹介したものと全く同じではない可能性がありますので、ご注意ください。
【まとめ】緊急避難体験者の声から学ぶこと

今回紹介した防災グッズは、実際に自分が購入して良かったものや自分で調べて必要だなと思ったものを紹介させてもらいました。
みなさんにも参考にしてもらいたい…ところですが、
正直言うと、私は避難体験をしたことがありません。
どんな防災グッズが必要でどんな防災グッズがあれば助かるのか、こればかりは実際に避難体験や避難所で生活をしたことのある人から学ぶのが一番だと思います。
体験者の声であれば、防災グッズの使い方やシチュエーションなど現場でのリアルな話を知ることができるかもしれません。
ということで、避難所生活体験のニュースや記事を最後にいくつか紹介しておきます。
自分の身に置き換えて読んでみると、より防災に対しての意識や準備の仕方が変わってくるかもしれません。
せひ参考にして、災害に備えた準備をしていきましょう。


防災グッズって、どんなものを用意したらいいの?