- 戸建てとマンションのメリット・デメリット
- 戸建てとマンションの大きな違い
- 戸建てとマンションどっちが向いているか
どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
家を買う時、戸建てとマンションのどちらを買うか悩みませんか?
それもそのはず、それぞれにしかない良さがあるから悩んじゃいますよね。
そこで今回は、戸建とマンションを項目別に徹底比較します!
これを読めばあなたがどちら派かわかるはず!
どちらを購入しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

もくじ
戸建てとマンションを5項目で徹底比較

戸建てにもマンションにも良し悪しがあります。
それぞれを比較して強みを発見していこうと思います。
今回は5項目に分けて両者を比較していきます!
- 立地・利便性
- 広さ(面積)
- 資産性
- 維持・メンテナンス
- 防犯面
家を買うときによくチェックする全5項目ですね。
そしてわかりやすいように評価方法を4段階に分けてジャッジします。
- とても良い…◎
- 良い…〇
- 普通…△
- イマイチ…×
では早速、これらの評価方法を用いて実際に各項目について解説をしていきます!
立地・利便性の比較

- 戸建…△
- マンション…◎
マンションは駅チカに位置する場合が多いです。
駅から一度も外に出ずにマンションに入れる「駅直結型」なんてものもあります。
その一方、戸建てはあまり利便性が高いと言えません。
戸建てはどうしても住宅地が多いため、利便性はやや劣るでしょう。
- 戸建ての立地は閑静な住宅地が多い
- マンションは駅近で利便性が高い傾向
駅近戸建てがゼロというわけではありません。
しかし、戸建てのメリットが閑静な住宅地に住めることだったりもします。
周辺環境はしっかり確認しておきましょう。
駅距離に関する記事はこちら>>>
⇨不動産の駅距離の定義とは【徒歩何分までが許容範囲?】
広さの比較


- 戸建…○
- マンション…△
戸建の場合は2階、3階と高さを伸ばすことが可能です。
そのため、土地面積が小さくても階数を増やせば延床面積も増加します。
一方マンションは、ワンフロアにLDKや水回り・各居室が凝縮されています。
このため戸建と同じ延床面積であっても、LDKは極端に小さくなることも…
- 戸建ては高さ(空間)を利用できる
- マンションはワンフロアで完結
マンションは室内で上下運動がないため、洗濯物など家事負担の軽減はできるかもしれませんね。
戸建てにおいても、無制限に高く建築できるわけではありません。
建ぺい率と容積率の範囲内でしか建築は出来ませんので注意してください。
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資産性の比較


- 戸建…◎
- マンション…×
戸建て最大のメリットは「土地」が手に入るではないでしょうか。
もちろん、マンションを購入しても「土地」は手に入ります。
ですが、広大な敷地の一部が自己所有物になるだけです。
将来転用は全くと言っていいほど期待できません。
将来有効活用できる土地が手に入るか
戸建てなら建替え・売却、貸し出しなど多種多様な活用方法が考えられます。
マンションの場合は、部屋をリフォームして入居し続けるか、売却するくらいです 。
相続なども視野に入れた購入検討の場合は、資産として残せる戸建がおすすめといえるでしょう。
維持・メンテナンスの比較


- 戸建…×
- マンション…○
マンションは維持費用で「管理費」と「修繕積立金」が毎月発生します。
ですが、戸建では上記ようなランニングコストはかかりません。


それなら戸建ての方が良いのかな?


戸建てでも摩耗や劣化は発生するので油断は禁物です。
木造住宅であれば10年~15年に1度はリフォームが必要になると言われています。
そのため、維持メンテナンス費用として毎月1万円でもいいので貯蓄するのがオススメです。
- 戸建て…修繕費用を自分で管理
- マンション…修繕費を自分で管理しなくてもいいから楽
マンションは修繕積立金は将来に向け増額傾向にあります。
築年数が古くなれば、修繕の規模も大掛かりになり、費用負担額が大きくなります。
予期せぬ修繕により手出し金が必要となるケースもあるので注意が必要です。
防犯面の比較


- 戸建…△
- マンション…◎
戸建の弱点としては、必ず1階部分が存在するということです。
そのため、必然と侵入口となりうる部分も増えてしまいます。
一方、防犯面はマンションの方が高いと言えます。
高層階の部屋にすれば一定以上の防犯能力になりますよね。
さらにエントランスのオートロック管理人による目視、エレベーターの防犯カメラなどセキュリティー面は戸建よりも充実しているでしょう。
- 戸建ては1階があるのが弱点
- マンションはセキュリティが高い
戸建てでは、外構部分にフェンスを設置、1階の窓にはシャッターを付けるなどの対策が必要です。
さらには防犯ガラスや防犯カメラを設ける対策をする戸建も多くなってきました。
普段から防犯意識を持つことが大事ですが、純粋な防犯能力で言えばマンションの方が高いでしょう。
防犯性に関する記事はこちら>>>
⇨正しい戸建ての防犯カメラ設置場所知ってますか?
向いている人・向いていない人


ここまで各項目ごとに比較してきました。


比較はできたけど、それでもどっちが良いか決めかねる…
そんな人のために、それぞれの「向いている人・いない人」の特徴を紹介します。
戸建てが向いている人の特徴
- 資産性や将来性を重視する
- オリジナルの間取りや、内装等にこだわりがある
- 2世帯や大家族
戸建最大の魅力は、なんと言っても「資産性」です。
自由に使える土地が手に入るのがデカい!
また、子供が小さいうちは泣声やドタバタ音など、近所の目を気にする機会も多いですよね。
マンションだと左右上下の部屋が気になります。
家族構成から戸建を選択してもいいかもしれませんね。
「建築条件付き」や「土地先行」と言った、土地から購入しその後建を建築するタイプも人気です。
これなら間取りも、カラーセレクトも自由に変えられ、自分のライフスタイルにあった家が造れます。
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戸建を選ぶ方の大半が、「土地が手に入る」という部分に魅力を感じているようです。
マンションが向いている人の特徴
- 駅までの距離や利便性を重要視する
- 防犯能力を気にする
- 維持・メンテナンスに手間暇を使いたくない
マンションの魅力は「利便性」と「セキュリティ特化」です。
駅チカ物件も多いですし、買い物など利便性が高い立地を求めるなマンション。
さらに、防犯面の高さもマンションならではの特徴ではないでしょうか。
管理人やオートロックなどは戸建てにない防犯力です。
小さい子供がいるご家庭ですと、特に気にする印象がありますね。
戸建てとマンションどっちがいいの?


今回は戸建てとマンションの特徴について解説してきました。
戸建てかマンションで迷ったら、まずは家に求める条件に優先順位を付けることです。
家を探す上での希望条件ってありますよね?
・駅までは10分が良い
・延床100㎡以上の4LDKが良い
・ハザードマップのかからない所が良い
その中で、1位から優先順位を付けていきます。
そして、1位から順番に「戸建て」と「マンション」のどちらであれば条件を叶えられるのかチェックするんです。
そうすれば、おのずとどちらの方が向いているのかが分かってくるはずです!
最初のうちは戸建てもマンションも両方検討していいと思います。
じっくり考えて、理想のマイホームを手にしてみてくださいね。
それでは、また。
家探しをするなら読んで欲しい記事>>>
⇨後悔しない家選びのコツはたった2つの下準備だけだった
戸建てとマンションどっちを買った方がいいの?