どうも。
現役不動産営業マンのマツです。
家を買うときは物件金額の他に諸経費がかかります。
その諸経費の中でも、特に高額なのが「仲介手数料」です。
高額ゆえに、家を買う前にはいくらかかるか知りたいですよね。
そこで今回は、仲介手数料の計算方法と相場を徹底解説いたします!

簡単な計算なので、暗算でも大丈夫です!
もくじ
仲介手数料の計算方法

仲介手数料は算出方法があります。
仲介手数料はどこの会社も同じ算出方法
公式
【(売買金額×3%+6万)×消費税】
上記公式を使えば仲介手数料を計算することができます。
(3000万円×3%+6万)×消費税=
(90万円+6万円)×10%=
96万円×1.1=105.6万円
このように、3000万円の家を買ったら仲介手数料はおよそ100万円です。
どうしても計算が苦手という方は、無料の速算サイトがあるので使ってみてくだいね。

めちゃくちゃ簡単ですね!これならいつでも計算できます。
仲介手数料の相場はいくら?


仲介手数料の相場っていくらなんんだろう?

仲介手数料に相場と呼ばれるものはありません!
仲介手数料は、先ほど紹介した公式によって算出されます。
そのため、相場というものが存在しません。
- 仲介手数料に金額の相場は無い
- 仲介手数料に上限金額はある
その代わり、仲介手数料として請求できる金額には上限があります。
それが、公式の「売買金額×3%+6万円」なのです。

基本的に、公式で求めた金額分が請求されると思っていてください!
仲介手数料は安くできる?


仲介手数料って安くできるの?
仲介手数料は諸費用の中でも占める割合が大きい項目です。
できれば安く抑えたいところですよね。
- 仲介手数料を割引いてもらうことは可能
- 交渉してみるのはアリ
- 絶対安くなる訳ではない
仲介手数料の正規の金額はあくまでも上限金額です。
それ以上はもらうのはNGですが、それ以下であれば何ら問題ではありません。
営業マン次第では仲介手数料を安くしてくれることもあるので交渉してるのもアリですね。
絶対に安くなるとは限りません。仲介手数料だけが仲介業者としての利益なので、値引きしてもらえない場合も全然あります。
少しでも安く家を買いたいならこちら>>>
⇒値引きしやすい物件の特徴とは?
仲介手数料無料は逆に怪しい?


「仲介手数料無料です!」って営業文句を見かけませんか?

仲介手数料を無料にしてどうやって儲けているの?
無料にできる理由としては、以下のケースが考えられます。
- 売主直販の物件
- 手数料を「買主」からではなく「売主」から貰う
家を売っている不動産会社が直接販売活動することを「直販」と言います。
これならそもそも仲介業者が必要ないので、仲介手数料も発生しないですね。

直販だから良いとか悪いとかはないです。ただ手数料が無い分諸経費は安くなります!
もしくは仲介手数料が「両手」であることが考えられます。
以下の手数料のパターンを見てください。
- 売主のみに請求できるパターン
- 買主のみに請求できるパターン
- 売主・買主両者に請求できるパターン
両者から手数料をもらえるので、買主側の仲介手数料を無料にしても利益を出すことができます。
ちなみに…
両者から手数料をもらえることを業界では「両手」とか「ダブ手」と言います。

だったら、買主の手数料をゼロにできる物件だけを検討すればいいのでは?
流通している物件がすべて「両手」手数料の物件かと言えばそんなことはありません。
つまり、手数料無料の不動産会社だとそもそも紹介できる物件数が少ないことが多いのです!
手数料無料だと紹介してもらえる物件数が少なくなる可能性がある
手数料無料にはこんなカラクリがあったんですね。
【まとめ】不動産仲介の仕事は家を紹介するだけじゃない

今回は、不動産売買の仲介手数料について解説してきました!
仲介手数料って結局何なの?って思う人も多いかもしれません。
仲介手数料についてはこちらの記事も参考にして下さい>>>
⇒不動産仲介手数料をなぜ払うのか?
手数料には、家の紹介、契約、住宅ローンの審査など、諸々の手数料が含まれています。
家購入はわからないことも多いですから、万全なサポートを受けながら購入手続きを進めることをオススメします!
家を買うときの仲介手数料っていくらか知りたい!