どうも。
現役不動産営業マンのマツです。

- 戸建よりマンションの方が良いのかな?
- マンションのメリットってなんだろう?
- 戸建とマンションのどちらを購入するか悩んでいる人
- 戸建には無いマンションの特徴やメリットを知りたい人
マイホームを購入する時、戸建かマンションかで悩む人も多いですよね。
マンションだからこそ得られるメリット(特徴)は、主に以下のようなものがあります。
- 眺望、景色
- 構造による気密性の高さ
- 優れた家事動線
- 防犯能力の高さ
- 維持管理が簡単
今回は、マンションを購入することのメリットやマンションならではの特徴をまとめてみました。
どっちを購入するか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!

戸建とマンションを項目別に比較した記事もあります。
そちらもぜひ参考に!

もくじ
戸建てにはないマンションだからこその特徴


戸建には無いマンションならではの特徴は以下の通りです。
- 眺望、景色
- 構造による気密性の高さ
- 優れた家事動線
- 防犯能力の高さ
- 維持管理のラクさ
上記の特徴を戸建で再現してみると建築費用がかさんだり、物理的に無理だったりします。
マイホームの条件でこうした項目の優先順位が高い場合はマンションを購入すべきかと思います。


それぞれの項目について詳しく解説していきましょう!

眺望がすばらしい


高層の部屋から望める「眺望」はマンションならではですよね。
木造の戸建では高さを出せても3階が限界です。
3階建てだと高さは10m前後になります。
上からの絶景や夜景を楽しんだりとマンションだからこそできる楽しみ方がありそうですね。


眺望の良さを理由にマンションを購入する人も結構多いんですよ
ただし、当然ながらマンションの1階や2階では眺望は得られません。
戸建と比較しても大した差のないレベルになってしまいます。
ちなみに、階数が高ければ必然的に周辺の遮蔽物も少なく日当たりも良くなります。
日当たりに関する記事はこちら>>>
⇨プロが日当たりの悪い家をオススメしない3つの理由
気密性が高い
戸建の大半は木造住宅になります。
一方、マンションはRC造(鉄筋コンクリート造)かSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)になります。
コンクリート造は木造よりも気密性に優れてます。
そのため、「省エネで室内の温度を快適に保つ」効果や「断熱性の低下を防ぐ」といった効果を期待できます。
また、遮音性も木造に比べて高くなります。
大通り沿いなどでも騒音などが気になりにくいなどのメリットもありますね。
戸建でも軽量鉄骨造などで建築することは可能です。
ですが、通常の1.5倍から2倍近くの費用がかかるのでおすすめはできませんね。
気密性に関する記事はこちらを参考に>>>
⇨断熱材って効果あるの?断熱性能は数値化できる【UA値・C値について解説】
家事がしやすい


戸建の多くは、陽当たりが最も悪い1階に水回りを集約されます。
そして、陽当たりが良い3階にバルコニーを設ける間取りが一般的です。
これだと洗濯などの家事において上下階への移動が伴いますよね。
そのため将来的には大変な思いをする人もいるでしょう。
マンションでは、家事・炊事関係の仕事がワンフロアですべて完結できるので上下運動の心配もありません。


年齢を重ねるごとに階段が辛い…なんて声もよく聞きます(笑)

防犯能力が高い


マンションの高階層では戸建よりも防犯能力が高くなります。
窓からの不法侵入の心配も少なく、外から部屋の中が見えないので空き巣東対策にもつながります。
また、管理人が常駐型のマンションではそれだけで一定数の防犯対策になります。
戸建に住むよりは防犯能力が高いと言えるでしょう。
とは言っても、100%ではないですからある程度の防犯対策も必要とは思います。
ですが、防犯面を特に気にするならマンションがおすすめです!
戸建の防犯対策はこちらの記事を参考に>>>
⇨正しい戸建の防犯カメラ設置場所知ってますか?
維持管理が簡単


マンションでは管理費と修繕積立金を毎月支払います。
その代わり、共有部分(エントランスや廊下)の清掃やエレベーターの点検・保守、蛍光灯の交換に至るまでしっかりと管理してもらえます。
マンションの建物自体は長期修繕計画に沿って、補修や修繕などが実施されます。
戸建てではこうしたメンテナンスを全て自分自身で依頼し改修しなければなりません。
こうした面倒事が無いのもマンションならではの特権ですね。


内見の際には、部屋はもちろんですが、それ以外の共有部分もしっかり見学しておきましょう!
内見方法はこちらの記事でチェックしましょう!>>>
⇨マンション内見で重要な10個のチェックリストと3つのポイント
マンションと戸建はどちらを買うべきか


マンションならではの特徴についてまとめてきました。
- 眺望、景色
- 構造による気密性の高さ
- 優れた家事動線
- 防犯能力の高さ
- 維持管理が簡単
今回は戸建てでは実現不可能なマンションのメリットをまとめました。
では、実際のところ「マンション」と「戸建」買うならどちらが良いのでしょうか?
それを確認するためにもマンションならではの注意点も知っておく必要がありますね。
ここからはマンションを買うときの注意点をいくつか紹介します。
良ければ参考にしてみてくださいね。
より詳細をまとめたこちらの記事もおすすめ>>>
⇨【プロが伝授】中古マンション選びで失敗しない3つのポイント
マンションならではの注意点


マンションならではの注意点は主に以下の2つです。
- 月々のランニングコスト
- 共有部分の劣化・汚れ
それでは詳しく解説していきましょう!!
⇨【公式】マンション選びで失敗したくない人へ
ランニングコスト


月々の支払額は、マイホームを決める上でも重要ですよね。
マンションであれば
- 管理費
- 修繕積立金
この2つが毎月発生します。
例)
借入金5000万⇨
金利0.5%35年ローンボーナス無し=月々12万9792円
管理費・修繕積立金を加えると=月々14万9792円
では月々14万円程度の支払いになる戸建の金額を調べてみましょう。
借入金5770万円⇨
金利0.5%35年ローンボーナス無し=月々14万9780円
月々の支払いは同じでも、購入できる物件金額は約770万円も違うんです!
700万円の差があると物件の立地や広さ等条件面が大きく変わってきます。
そのため、マンション購入は予めランニングコストをしっかりと計算する必要があります。
- 管理費
- 修繕積立金
- 駐車場代
ちなみに、管理費や修繕費は将来値上がりする可能性もあるので注意してください。
管理費・修繕積立金に関する記事はこちら>>>
⇨管理費と修繕積立金から見るマンションの健全性!
マンションは共有部分の劣化や汚れを確認


内見時は部屋ばかり気になりますがそれ以外にもチェックする必要のある個所はたくさんあります。
- 共有部分(階段や廊下、エレベーター等)の清掃や管理
- ごみ置き場の管理状況
- 駐輪場や駐車場の管理状況
マンションの場合は、主に専有部分以外の個所を必ずチェックするようにしてください。
マンション内見に関する記事はこちら>>>
⇨マンション内見で重要な10個のチェックリストと3つのポイント
【まとめ】戸建てにもマンションにもそれぞれの良さがある


今回は、マンションだから実現可能なメリットを紹介しました。
- 眺望、景色
- 構造による気密性の高さ
- 優れた家事動線
- 防犯能力の高さ
- 維持管理の簡単
戸建にも戸建ならではの良さはあります。
マンションか戸建かで悩んでいるようであれば、まずは両方見学してみてください。
内見をすると希望条件の優劣ができ、資料ではわからないこともたくさん見えてきます。
失敗しないマイホームを選ぶ最大のコツは「経験値」です。
ぜひ、1件でも多くの物件を内見してみてくださいね。
⇨【公式】あなたにピッタリのマイホーム探すらなタウンライフがおすすめ!